日本顎咬合学会講演

こんばんは。週末の東京は、台風の影響か?雨でした。みなさんは、よい週末を過ごされましたか?私は、日本顎咬合学会の土曜日講演、そして日曜日のテーブルクリニックを行ってきました。いつもお元気なクインテッセンス社の佐々木会長と偶然、お会いし、話に華が咲きました。生き字引のような、たくさんのヒントをお話からいただけ、いつも感謝しております。

さて、今回のご報告です。マイクロスコープ=私というイメージがついていますが、その通り臨床時の活用は必須だと考えています。この講演もいかに外科にマイクロスコープを活用するか?についてお話しさせていただきました。

私のマイクロスコープとの出会いにも様々な師匠がいます。特にDr.シャーネリックは、私に影響を与えてくださった先生であり、そして当院へ見学にいらしてくださったことは、今でも忘れられません。そんな私がみなさんへお伝えできることは何か?やはり、細部が見えることの大切さ、繊細なテクニックの駆使、そして記録を撮るということ、これらが重要だと私は、思うのです。マイクロスコープの普及も徐々に拡大しています、いずれは、CTと同じぐらいになるのではないでしょうか?その中で、興味を持っている先生方に講演を通じて、ぜひマイクロスコープを活用してほしい、しかもエンド(根の治療)だけではなく、外科に。従来、マイクロスコープは、医科からやってきた機械です。医科では、主に外科に活用しているのです。ですから、歯科でも外科への応用にも大いに活用したいと思う。講演では、多くのことを話す時間がありませんが、興味を持ってそしてマイクロスコープを導入していただき、テクニックのことなどは、ぜひ私のコースを受けにいらしていただきたい。習うに損はなし。確実に明日への臨床へ役に立ちます。

仕事のあとには、仲間と食事に。大きな学会では、普段会うことがタイミング的にむずかしい方々と会えることが多いです。このような仕事終わりの会で、色々とディスカッションを行ったり、情報交換をしています。一期一会は、患者さんもですけど、先生方とも大切です。

日曜日は、朝一番からテーブルクリニックで講演とデモを。みなさん、話も聞きたいですが、実際にどのように器具を使用するのか?マイクロスコープを使用するのか?を見たいものです。今回、講演だけの予定を急遽、みなさんの希望にも応えれるようにデモを行いました。テクニック、もちろん大事です。しかし、道具の選定も同じぐらい大事です。患者さんへの配慮、作業効率、時短、これらのことを上手く行うには、いい道具の選択にそれに見合うテクニックを身につけることです。私もたくさん、勉強をそしてトレーニングをしてきました。だからこそ、現在伝える側として、呼ばれているんだろうと思います。

朝一番にもかかわらず、拝聴いただきまして多くの先生方に感謝しております。立ち見がでることは、講師冥利に尽きます。ありがとうございます。

週末の遊びは、捨てがたいですが、新しいことにチャレンジしてみませんか?

以外とハマるかもしれませんよ。